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dance

2009年/ 8ミリ→デジタル / 6分

出演:伊藤らん

一人の女性と、彼女の住む部屋を被写体とした作品。8ミリフィルムの長時間露光撮影を用い、部屋に堆積している時間や記憶を映像で表現しようと試みた。

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EDEN

2011年/ 1 6ミリ→デジタル / 1 5分

スタッフ:伊藤らん、大谷理仁、青木岳明、深串大樹

岩手県八幡平市にある巨大廃墟、急松尾鉱山跡。かつてその場所は「雲上の楽園」と呼ばれ、一万人の暮らしがあった。十数棟の鉄筋コンクリートの建物はゆっくりと朽ち果てながら、それでも未だあり続けている。この作品ではその場所に在る、永遠と無常という相反する時間を描き出そうとしている。

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For rest

201 7 年 / 1 6ミリ→デジタル / 1 7分

音楽、音響:磯部裕介 / ピアノ:深串大樹 / 声:伊藤らん

協力:鉢村岳明、大谷理仁、山崎剛弘、小野志乃芙

死を想像した作品。生と死を分け隔てその距離を遠ざけようとする人間の死生観と、自然における生命の循環を対比し、その両方を描き出す。森の中に設置した食卓というモチーフを5年に渡り撮影し続け、その果てに見出される言葉を超えたドラマに挑戦した。富士山の麓の青木ヶ原樹海をモデルとしている。

13

2020 年/ 1 6ミリ →デジタル/ 1 0分

沈みゆく太陽を16mmフィルムによって毎日撮影し続けた作品。同アングル、同ポジションからのインターバル撮影と多重露光を繰り返し、5年間の太陽をフィルムに焼き付けた。これは天体記録でもあり、作者個人の感情的なイメージの創作とも言える。タイトルの『13』は13秒間隔でインターバル撮影を行なっていた事に由来する。

ユーモレスク

2022 年 / デジタル / 46分

出演:磯部永和、磯部らん、磯部裕介、河端健太

整音:磯部裕介 協力:磯部らん、磯部裕介、三浦大樹

何処なのか、いつなのかも分からない架空の世界。荒涼とした風景の中に生きる母と子。質素な暮らし、日々の小さな物語、遠くの大きな物語、ただ穏やかに時が過ぎていく。ある日二人のもとへ男が訪ねてきて、緩やかに物語が浮かび上がり始める。作者が自身の家族にカメラを向けながら、架空の世界を作り出したSFホームムービー。

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©2024 by Shinya Isobe

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